ケアプランが有料化される?また支出が増えちゃうよ

ケアプランの有料化についての記事
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現在は、ケアマネジャーにケアプランの作成をしていいただいても自己負担はありません。それが有料化されるかもというニュースがありましたので取り上げてみました。

ケアプランが有料になる?

冒頭にも書きましたが、介護保険サービスの中で、ケアプランの作成については、自己負担がありません。全額が介護保険から給付されているからなのです。

 

ケアプランは、正式名称としては、居宅サービス計画といいます。

 

ところが、先日の日経新聞には以下のようなタイトルでの記事掲載がありました。

ケアプランに自己負担 在宅介護、給付抑制へ1割 厚労省検討
介護給付費の膨張を抑えるため、1割を自己負担にする案が浮上している。対象は介護保険利用者のほぼ半数で300万人を超える見通し。2018年度の介護報酬改定に合わせて導入を目指す。

 

このような記事です。
では、自己負担となるといくら負担するようになるのでしょうか?
以下をご覧ください。

ケアプランが有料なら自己負担額はいくらになる?

では、有料となると、自己負担はいくらになるのかということですが、ケアプランの報酬は、要介護1・2と要介護3・4・5で区分され、また、ケアマネジャー1人あたりの取扱件数によっても以下のように違っています。

 

2015年居宅介護支援費(1月につき)

ケアプラン作成費は、居宅介護支援費という名称で居宅介護支援事業所に支払われます。カッコ内は旧単価です。

 

要介護度

居宅介護支援費Ⅰ

居宅介護支援費Ⅱ

居宅介護支援費Ⅲ

 

40件未満

40件以上60件未満

60件以上

要介護1・2

1,042単位(1005)

521単位(502)

313単位(301)

要介護3・4・5

1,353単位(1306)

677単位(653)

406単位(392)

1単位は、10円です。たとえば、要介護3の方のケアプランの作成は、ケアマネジャー1人あたりの取扱いが40件未満までは13,530円となります。

 

40件からの件数については1件あたりの単価が減ってくるということを意味します。つまり、ケアマネジャー1人あたり、たくさんの件数を抱えても同じ報酬は支払いませんということです。

 

平均すると、ケアマネジメントにかかる費用は1人当たり平均で月1万3800円となっていますので、その1割、すなわち有料化されれば1380円くらい自己負担するということになります。

 

ケアプランは自己作成もできる

でも、ケアプランの作成は、通常ケアマネージャーに行ってもらいますが、自己作成もできるのです。たいへんですが・・。

 

自己作成したからといって、報酬を受けとれるわけではありませんので、結果的には介護保険財政を支援していることになります。

 

ですから、自己作成の場合は、介護保険からの負担はないので、有料化されても現状と同じで自己負担はないと思います。

 

有料化すると自己作成する人が増えるのかどうかはわかりませんが・・・。

 

有料化した場合に、ケアマネジメントにかかる支出は2014年度に4022億円となっていますので、その1割の自己負担で約400億円の削減効果を狙っているようです。

 

この有料化については、前々から導入しようということが取りざたされていますが、2018年度改正ではどうなるでしょうか。

 

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