介護資格の種類にはどのようなものがあるの?

介護資格の種類もいろいろあります。以前あったホームヘルパー2級というのは廃止され介護職員初任者研修になっていますが、介護資格は他にどのようなものがあるのかについて解説しています
サイトマップ

介護業界で働くための資格には介護職員初任者研修やケアマネジャー、介護福祉士などの資格があります。これらの資格についての概要を解説しています。

 

参考:厚生労働省・介護職員初任者研修資料厚生労働省・介護職員・介護支援専門員日本ホームヘルパー協会公益財団法人社会福祉振興・試験センター三幸福祉カレッジ(ケアマネージャー)技能認定振興協

 

 

介護資格の種類について

介護の資格にもいくつかの種類がありますので代表的な資格についてご紹介します。

 

  • 介護職員初任者研修(旧 ヘルパー2級):2013年3月末にホームヘルパー2級は廃止され介護職員初任者研修になっています。
  • 介護福祉士実務者研修
  • 介護福祉士(国家資格)
  • 介護支援専門員(ケアマネージャー)
  • 介護事務管理士

 

以上が代表的な資格になります。それでは、上記それぞれの項目をご紹介します。まずは、介護職員初任者研修資格についてからです。

 

 

介護職員初任者研修(旧 ヘルパー2級)

介護職員初任者研修は、介護の入門資格ですが、国家資格ではなく、認定資格になります。
カリキュラムの授業時間数は、130時間となっています。旧 ヘルパー2級にはあった施設での介護実習は必要ありません。

 

資格学校に通うか(1~4か月程度)、通信教育+通学という方法で授業を消化して、最後に筆記試験を行って、合格すれば資格が取れます。

 

カリキュラム
  • 1.職務の理解:6時間:・講義と演習を一体で実施すること。必要に応じて施設の見学等の実習を活用すること。
  • 2.介護における尊厳の保持・自立支援:9時間:講義と演習を一体で実施すること。
  • 3.介護の基本:6時間
  • 4.介護・福祉サービスの理解と医療の連携:9時間
  • 5.介護におけるコミュニケーション技術:6時間
  • 6.老化の理解:6時間
  • 7.認知症の理解:6時間
  • 8.障害の理解:3時間
  • 9.こころとからだのしくみと生活支援技術:75時間:講義と演習を一体で実施すること。介護に必要な基礎的知識の確認及び生活支援技術の習得状況の確認を行うこと。
  • 10.振り返り:4時間:講義と演習を一体で実施すること。必要に応じて、施設の見学等の実習を活用すること。

 

介護福祉士実務者研修

介護福祉士実務者研修は、「介護職員初任者研修」の上位資格にあたります。
法改正により平成27年度以降の試験については、この実務者研修の受講を修了しませんと、次の上位資格にあたる介護福祉士(国家試験)への受験資格はありません。
無資格の方は、450時間、介護職員初任者研修修了者は、320時間の授業を受ける必要があります。

 

介護福祉士(国家資格)

介護職員初任者研修は、認定資格になりますが、こちらの資格は国家資格になります。
介護福祉法では、「介護福祉士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、身体上又は精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者につき心身の状況に応じた介護を行い、並びにその者及びその介護者に対して介護に関する指導を行うことと定義されています。

 

介護職員初任者研修資格を持っている方が、平成27年度以降に介護福祉士になるには、介護福祉士実務者研修を320時間受講 → 介護福祉士 という流れになります。
ただし、実際に介護等の業務に従事(在職期間が3年以上、実働日数が540日以上)した方でないと受験資格はありません。(福祉系高校ルート・養成施設ルートは除く)

ケアマネージャー

ケアマネージャーになるには、資格を取得するには、以下の実務経験が必要です。

ステップ1
  • 医療・保健・福祉関係資格者(医師・看護師・薬剤師・理学療法士・歯科衛生士・柔道整復師など)として5年以上かつ900日以上の実務経験
  • 相談援助業務従事者(障害者支援施設の生活支援員やサービス管理責任者など)として5年以上かつ900日以上の実務経験
  • 介護等の業務従事者として5年以上かつ900日以上の実務経験
  • 介護の業務従事者として10年以上かつ1800日以上の実務経験

 

ステップ2

毎年10月に全国一斉に各都道府県で行われる筆記試験を受験し合格することが必要です。

 

ステップ3

試験に合格した後に、各都道府県が行う実務研修(44時間)を受講し修了することが必要です。

 

介護事務管理士

介護事務管理士とは、技能認定振興協会(JSMA)が主催する「介護事務管理士技能認定試験」に合格した人に与えられる称号です。

 

介護事務の仕事:介護保険では、サービス費用の1割を利用者が支払い、残りの9割は介護保険で負担していますが、その支払い請求を行うための介護報酬明細作成が介護事務のメインのお仕事になります。ほぼデスクワークになります。

 

この資格が無いと介護事務で働けないということはありませんが、就職活動を行う上で有利にはなると考えられます。

まとめ

介護業界で働く場合に必要な資格の代表的なもの。

 

  • 介護職員初任者研修(旧 ヘルパー2級):2013年3月末にホームヘルパー2級は廃止され介護職員初任者研修になっています。
  • 介護福祉士実務者研修
  • 介護福祉士(国家資格)
  • 介護支援専門員(ケアマネージャー)
  • 介護事務管理士

 

上記の中で、入門的な資格が介護職員初任者研修になります。
こちらの資格は、国家資格ではなく、認定資格となっています。

 

内容については、カリキュラムの授業時間数は、130時間となっています。旧 ヘルパー2級には施設での介護実習がありましたが、現在は必要ありません。

 

取得するには、資格学校に通うか(1~4か月程度)、通信教育+通学という方法で授業を消化して、最後に筆記試験を行って、合格すれば資格が取れます。

 

以上、「介護資格の種類にはどのようなものがあるの?」でした。

 

該当カテゴリー:介護保険の基礎
関連カテゴリー:介護施設高齢者

 

関連ページ

介護保険制度のはじまり
介護保険制度のはじまりから目的、問題点、高齢化率の推移などについて解説しています
介護保険制度の仕組み
介護保険制度の仕組みを図解していますので財源構成やお金の流れがよくわかります
介護保険料の仕組み
介護保険料はどのような仕組みになっているのかがこのページで理解できます
介護保険料の計算
介護保険料の計算はどのようにして算出するのか。また公務員、サラリーマン、自営業で介護保険料はどのくらい違うのか比較してみました
要介護度によって利用できる限度額(区分支給限度額)があります
介護保険には利用できる金額に限度があります。要支援1~要介護5までそれぞれ設定されています
介護保険サービスの種類
介護保険サービスにはどのよのうな種類があり、どういうサービスをおこなっているのか徹底解説しているまとめページです
介護保険対象外サービス
介護保険の対象にならないサービスにはどういうものがあるのか説明しています。対象外ですから全額自己負担になります。
介護保険の特定疾病とは
第2号被保険者(40歳から64歳)の方は、特定疾病で要介護認定されないと介護保険を利用することができません。ではどのような病気が該当するのか、どのようにして認定を受ければいいのかについて取りあげています
高額介護サービス費とは
高額介護サービス費とは、介護サービスを利用して支払いをした分を所得によって限度額を決めているものです。この限度額を超えた分が払い戻される制度です。その仕組みや手続きについて解説します
介護ベッドのレンタル料金
介護ベッドも介護保険を使ってレンタルができます。費用は1割負担ですが、料金はいくらなのか調べてみました
65歳以上の介護保険料
介護保険料は40歳から64歳までと65歳以上では保険料計算方法が違っています
介護保険制度のまとめ
介護保険制度の仕組みや相談窓口、介護認定、被保険者について、介護の原因などについて解説しています
介護の自己負担
介護保険の自己負担額について解説したページです
介護予防と原因
要介護の原因にはどのようなものがあるのかベスト5を掲載し、介護予防の取り組みと方法についても掲載しています
居宅介護支援費や特定事業所加算
2015年改正の居宅介護支援費、特定事業所加算・減算について解説しています
地域包括ケアシステムとは
地域包括ケアシステムの規定や推進重要ポイント、2025年問題などについて解説しています
介護サービスの地域区分
介護サービスを利用するにあたり、料金はどうやって決まるのか、地域によってどう違うのかということが確認できます
高額介護合算制度とはなんですか
介護保険では自己負担を軽減する目的で、平成20年4月から高額医療・高額介護合算制度が設けらました。このことについて解説します
特定入所者介護サービス費とは
所得の低い人に居住費と食費については軽減策があります。これを特定入所者介護サービス費といいますが、このサービスについて掘り下げて解説しています。
介護保険料の推移
介護給付費と介護保険料の推移について解説したページです。介護保険が2000年に始まってから、介護給付費や介護保険料はどのように推移してきたのか表とグラフにしてみました
2015年介護報酬改定
このページで2015年の介護報酬改正でどういうサービスが上がったのか、または下がったのか大枠がつかめます。また今後特別養護老人ホームの経営がどう変化していくのかについての知識も得られます
介護保険料の免除はあるの?減額・軽減についても解説
介護保険料の免除はあるのでしょうか。また減免や軽減はあるのか。
要支援認定とは?
要支援の判定方法や介護保険で利用できる限度額について解説したページです
区分支給限度の対象外費用
介護保険の区分支給限度基準額に含まれない費用、適用されないサービスについて解説
平成29年介護職員処遇改善加算について解説しています
平成29年改正によるの介護職員処遇改善加算について解説しています
福祉用具専門相談員とは
福祉用具専門相談員について解説
福祉用具プランナーとは
福祉用具プランナーの資格について
介護ベッドのレンタル
介護保険を使って介護ベッドをレンタルした場合の流れについて解説
ホームヘルプサービスとは
車いすのレンタル
介護保険を利用して車いすをレンタルすることができます。その方法や料金について解説します
介護保険2割負担の対象者とは?合計所得の計算方法はどうやるの?
介護サービスを利用した場合の自己負担割合は一律1割でしたが、平成27年8月から合計所得によって2割負担となる人もでてきました。その対象者の判定について解説します