高額介護サービス費とはどういった費用なの?

このページでは、介護保険の利用と関係してくる高額介護サービス費とはどういうものなのかについて解説しています。

 

高額介護サービス費の仕組みについて

介護保険でサービスを利用すると、1割や2割の費用を支払うことになります。しかしながら、この負担額が一定額を超えると、超えた金額分が後日市区町村(保険者)から払い戻されます。

 

この制度を「高額介護サービス費」といいます。

 

高額介護サービス費の仕組み

高額介護サービス費はあとから還付される償還払いとなっています。計算は暦月を単位としています。つまり1日から末日までに支払った1割の負担額を合計して、一定額を超えた金額が払い戻される仕組みになっています。

 

この計算は、ひとり単位ではなく、世帯単位で計算しますので、世帯に複数の要介護者がいる場合などは合算することができます。限度額は世帯単位で月額37,200円になっています。ただし、全額自己負担となった支給限度額を超えた分などは高額介護サービス費の対象にはなりません。

 

低所得者の高額介護サービス費について

先ほどの月額上限37,200円というのは住民税課税世帯の金額です。低所得者の場合には軽減策が講じられています。具体的には以下の表のように3段階に分けられています。

 

所得区分 世帯あたりの上限額
第4段階以上(課税世帯) 37,200円
第3段階(区市町村民税非課税世帯、年金収入と合計所得の合計が80万円超) 24,600円
第2段階(区市町村民税非課税世帯、年金収入と合計所得の合計が80万円超) 個人で15,000円
第1段階(老齢福祉年金受給者など) 個人で15,000円

手続きについて

月ごとの自己負担した費用の領収書をまとめ、申請書に添えて市区町村の窓口や保健福祉センター等で手続きをします。申請書は高額介護サービス費該当者には市区町村から送られてきますが、サービス利用月から3ヶ月後に送られてくるところが多いようです。

 

必要な書類等

  • 高額介護サービス費支給申請書
  • 介護保険被保険者証
  • 領収書
  • 印鑑
  • 振込口座のわかるもの
  • 老齢福祉年金受給者証(老齢福祉年金受給者のみ)

 

申請の時効について

申請の時効は、領収印の日付から2年間になります。